12月15日:冷蔵庫
みなさま、あらためましてこんにちは。深井です。
突然ですが、
冷蔵庫の中に大量の食品を入れると冷蔵庫の持つ「冷やす能力」が存分に発揮できない上に「電気代も余計にかかる」ことが知られています。
冷蔵庫の中に適当な空間があってこそ、冷蔵庫の「冷やす能力」が「適当な消費電力」で発揮されるということのようです。
定期的に冷蔵庫の中身を見直して、買い物に出かける前に常備菜の一つも作って冷蔵庫の中身を整理することが「家計の為」にも「冷蔵庫の為」にも繋がるといったところでしょうか。
なんの話かというと、
私たちの日常生活における「入力と出力」についてのお話です。
昨今の情報化社会において一切の情報をインプット(入力)せずに生活することは大変に難しいことです。
私たちの生活はテレビ・ラジオ・インターネット・スマートフォーン等を通じて、大量の情報が否応なしに入力されていく毎日です。
その中の情報を取捨選択しながら日常を過ごしているわけですが、時として大量に入力される情報に頭の中が埋め尽くされてしまう事も少なくありません。
日々大量に入力される情報・・・冷蔵庫内の食品
冷蔵庫の容量・・・脳みそ
とするのであれば、冷蔵庫と同様に私たちの頭の中に日々詰め込まれる情報も定期的にアウトプット(出力)して、脳内にも「適当な空間」を作ってやらなければならないということなのです。
文頭では、冷蔵庫の中身を整理することを「常備菜の一つも作る」と表現いたしました。
私たちの脳内情報で作る常備菜とは何でしょうか。
出力する情報はどのような形ですればよいのでしょうか。
それは、とても簡単なことです。
◎家族や友人・同僚との会話で言葉にする
◎SNS、日記、ブログ等で文字にする
で構いません。
なんでもいいので出力してみてください。
誰かに物を伝えるということは、相手の立場に立ち、より分かりやすく伝えるために「脳内の情報を整理する」ことに他ありません。
出力した結果うまれた脳内の空間は、あなたに「余裕」や「ゆとり」を与えます。
穏やかな気持ちで生まれるコミュニケーションは、あなたが出力した言葉が生み出したものでしょう。
最後に、
欲を言えば、入力した情報はできるだけ早く誰かに出力してください。
なぜなら、冷蔵庫内の食品と同様に情報にも「賞味期限」があるからです。
おわり