あわや！という話
みなさま、あらためましてこんにちは。
木曜日ブログ担当の深井です。
今日は、つい先日体験した、ほんの一瞬の出来事についてお話ししたいと思います。
平日・晴天・時刻は１５時
その日、私は車を運転していて、赤信号で停車していました。
家族と一緒に何気ない会話をしていた、そのときでした——
「ドンッ！！」
ものすごい衝撃音が背後から響きました。
驚いてルームミラーを見ると、私たちのすぐ後ろのトラックに1台のミニバンが突っ込んでいるではありませんか。
ミニバンの運転席と助手席からは、慌てた様子で男女が降りてきて、トラックの運転手に深く頭を下げて謝罪していました。幸いにも、大きなけが人はいなかったようで、そこは本当に不幸中の幸いでした。
でも、私は心底ゾッとしてしまいました。
もしそのトラックがいなかったら、突っ込まれていたのは私たちの車だった…。（かもしれない）
後部座席には妻が座っていました。おそらく、無傷では済まなかったでしょう。想像するだけで恐ろしい…。
追突事故は他人事じゃない——数字が語る現実
今回の事故が「ながらスマホ」によるものかは分かりませんが、参考までに、最近のデータを見てみましょう。
2023年、日本国内で「スマホを見ながら運転」したことが原因で発生した死亡・重傷事故は122件。
内訳は死亡25件、重傷97件。運転中にスマホの画面を「見る」行為が90%以上を占めています。
2024年にはその数がさらに増え、136件に上りました。
つまり、「ちょっとだけスマホを確認した」その瞬間が、取り返しのつかない事態につながることがあるのです。
さらに、車対車の事故のうち、**追突や交差点での出会い頭の衝突など、“前方不注意が原因”の事故は約60%**を占めています。つまり、気を抜いたほんの数秒が、事故全体の半数以上を生み出している現実があります。
ハンドルを握ったら「運転に集中」
今回の一件で、改めて強く思いました。
自分がどれだけ安全運転を心がけていても、他の誰かの注意不足によって事故に巻き込まれることがある。
だからこそ、私たちは「自分は大丈夫」と過信せず、常に100%の集中でハンドルを握るべきなのです。
スマホをいじりながらの運転なんて、もってのほかです。目を離したその瞬間が、誰かの人生を変えてしまうかもしれません。
私自身、今回の出来事を通して、「安全第一」という言葉の重みを身をもって実感しました。
皆さんも、どうか安全運転を忘れずに。家族や大切な人の笑顔を守るためにも。
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