不動産Q&A:「憧れのペントハウスのメリットとデメリット」
いつもクルーハウジングのブログをご覧いただきありがとうございます。
これから不動産購入をお考えの方や、今お探しの方にも是非読んで頂きたい「不動産Q&A」というシリーズです。
マンションのお部屋の中でも特別な部屋 「ペントハウス」。
ペントハウスはマンション内で唯一または数件しか存在しない特別なお部屋です。
多くのメリットがあるように思えますが、実際にはデメリットも存在します。
今回は、この「ペントハウス」のメリットとデメリットについてお話ししていきます。 それでは、早速いってみましょう。
「ペントハウス」とは?
「ペントハウス」は、マンションの最上階に位置する住居です。
広い面積、高級な設備、パノラマビュー、プライバシーの確保などが特徴です。
物件によっては、専用のエレベーターやプライベートテラス、プール、スパなどが備わることもあります。最上階に位置するため、眺望が良く、他のユニットからの干渉が少ないのも魅力です。
続いて、「ペントハウス」のメリットとデメリットを詳しくお話していきます。
ペントハウスのメリット
1. 天井が高く開放感がある
「ペントハウス」は一般的なマンションよりも天井が高く、3m以上の部屋も多くあります。吹き抜けの玄関や大きめの家具を置いても圧迫感がなく、外国仕様のインテリアも楽しめます。
2. 広々としたルーフテラス
「ペントハウス」の一番の特徴は広いルーフテラスです。日当たりが良く、開放感があり、子どもが走り回っても気になりません。隣や上の階の騒音問題からも解放され、ペット飼育のマンションでもペット飼育が許可されている場合もあります。
3. 眺望が良い
「ペントハウス」はマンションの最上階に位置するため、素晴らしい景色を楽しむことができます。カーテンを開けた瞬間に広がる眺望はペントハウスの醍醐味です。
4. 高級感やステータスを感じられる
「ペントハウス」はマンションのシンボル的存在で、住むこと自体がステータスと感じることできます。専用エレベーターも完備されていたりすることも多く、他の住人少ないなどとエレベーターを共有する必要がありません。
ペントハウスのデメリット
1. 家賃や分譲価格が高い
「ペントハウス」は専有面積が広く、贅沢な内装や設備が整っているため、家賃や分譲価格が他の部屋より高くなります。
2. 光熱費が高くなる
天井が高く、吹き抜けの構造のため冷暖房が効きにくく、最上階で日光や風の影響を受けやすいことから、光熱費が高くなることが多いです。
3. 風が強いので防風対策が必須
上層部にあるため強風にさらされやすく、テラスの家具や植物が飛ばされないように注意が必要です。台風の際は屋内に避難させる手間もかかります。
4. 地震の影響を受けやすい
マンションの上層階は地震の揺れを強く感じやすく、エレベーターが止まると避難に時間がかかります。地震による火災のリスクも考慮し、小さい子どもがいる家庭では特に注意が必要です。
5. 共益費や管理費が高い
ルーフテラスは共有部分とされるため、共益費や管理費が他の部屋より高くなることが多いです。場合によってはルーフテラスの使用料も別途支払う必要があります。
まとめ
いつかは「ペントハウス」に住みたいと考える人も多いでしょう。
「ペントハウス」は、広々とした空間と特別なステータス感が魅力です。しかし、地震や火災時の避難を考えると、デメリットも存在します。
「ペントハウス」を購入する際は、これらのメリットとデメリットを十分に考慮する必要があります。快適な生活空間を手に入れる一方で、非常時の対応をしっかりと計画しておくことが大切です。
購入を検討する際は、自分のライフスタイルやコストをよく考えることが重要です。
クルーハウジング 金島