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不動産Q&A:マンションの管理費・修繕積立金の金額が高い物件は避けるべき?

不動産Q&A

金島 政樹

筆者 金島 政樹

不動産キャリア20年

いつもクルーハウジングのブログをご覧いただきありがとうございます。

これから不動産購入をお考えの方や、今お探しの方にも是非読んで頂きたい「不動産Q&A」というシリーズです。


マンションを探していると、物件価格だけでなく「管理費」や「修繕積立金」が毎月かかることに気づくと思います。


「住宅ローンの支払いは何とか大丈夫そうだけど、管理費と修繕積立金を足すと少し高いな……」

「同じようなマンションなのに、なぜ毎月の費用がこんなに違うの?」

「管理費や修繕積立金が高いマンションは、やめておいた方がいいの?」


そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。


今回は、マンション購入時に必ずチェックしておきたい「管理費」と「修繕積立金」について、分かりやすく解説していきます。


それでは、早速いってみましょう。



管理費・修繕積立金が高いマンションは避けるべき?


結論から言うと、管理費や修繕積立金が高いからといって、必ずしも避けるべき物件とは限りません。


むしろ、内容によっては「きちんと管理されている安心材料」になることもあります。


マンションは、一戸建てと違って建物全体を住民みんなで維持していく住宅です。


エントランス、廊下、エレベーター、駐車場、外壁、屋上、給排水管など、共用部分の維持管理には当然お金がかかります。


そのため、管理費や修繕積立金は「ただの余計な出費」ではなく、マンションの資産価値や住み心地を守るための大切な費用です。


大切なのは、金額が高いか安いかだけで判断するのではなく、


「その金額に見合った管理がされているか」

「将来的に大きな値上げリスクがないか」

「マンション全体の修繕計画がしっかりしているか」


を確認することです。



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そもそも管理費とは?


管理費とは、マンションの日常的な維持管理に使われるお金です。


たとえば、次のような費用に充てられます。


・共用部分の清掃費

・管理人さんの人件費

・エレベーターや設備の点検費

・共用部分の電気代

・植栽の手入れ

・管理会社への委託費

・防犯カメラやオートロック設備の維持費


簡単に言えば、マンションを毎日きれいに、安心して使うためのお金です。


エントランスがきれいに保たれていたり、共用廊下が清掃されていたり、管理人さんがしっかり対応してくれたりするのは、この管理費があるからです。


そのため、管理費が安すぎるマンションの場合、清掃回数が少なかったり、管理体制が弱かったりする可能性もあります。


もちろん、安くても管理状態が良いマンションもありますが、金額だけを見て「安いからお得」と判断するのは注意が必要です。



修繕積立金とは?


修繕積立金とは、将来の大規模修繕に備えて、毎月積み立てていくお金です。


マンションは年数が経つにつれて、外壁や屋上防水、鉄部塗装、給排水管、エレベーターなど、さまざまな部分に修繕が必要になります。


その時に使うためのお金が、修繕積立金です。


たとえば、


・外壁塗装

・屋上防水工事

・共用廊下や階段の補修

・給排水管の修繕

・エレベーターの改修

・機械式駐車場の修理

・大規模修繕工事


などに使われます。


修繕積立金は、将来のマンションを守るための貯金のようなものです。


ここが極端に安いマンションは、一見すると毎月の支払いが軽く見えますが、将来的に積立金が足りなくなり、大幅な値上げや一時金の負担が発生する可能性もあります。


つまり、修繕積立金は「安ければ良い」というものではありません。


管理費・修繕積立金が高くなる理由


管理費や修繕積立金高くなる理由はいくつかあります。


1,共用設備が充実している

エントランスホール、宅配ボックス、オートロック、防犯カメラ、エレベーター、機械式駐車場、集会室など、設備が多いマンションは維持費もかかります。

特に機械式駐車場やエレベーターは、点検費や修繕費が大きくなりやすい設備です。

便利な反面、将来的な維持管理コストも確認しておきたいポイントです。


2,戸数が少ないマンション

マンション全体の戸数が少ない場合、管理や修繕にかかる費用を少ない世帯で負担することになります。

たとえば、同じ管理内容でも100戸のマンションと20戸のマンションでは、1戸あたりの負担額が変わります。

小規模マンションには落ち着いた住環境という魅力もありますが、毎月の費用はやや高くなりやすい傾向があります。


3,築年数が経過している

築年数が経つと、建物や設備の修繕が増えてきます。

そのため、築古マンションでは将来の修繕に備えて、修繕積立金が高めに設定されていることがあります。

これは悪いことではなく、むしろ将来に向けてしっかり準備しているマンションとも考えられます。

ただし、過去の修繕履歴や今後の大規模修繕計画は必ず確認しましょう。


4,管理体制がしっかりしている

管理人さんの勤務日数が多い、清掃が行き届いている、管理会社の対応が丁寧、防犯面に力を入れている。

このようなマンションは、その分管理費が高くなることもあります。

毎月の費用だけを見ると負担に感じるかもしれませんが、日々の暮らしやすさや安心感につながる部分でもあります。



管理費・修繕積立金が安いマンションなら安心?


反対に、管理費や修繕積立金が安いマンションなら安心かというと、そうとも言い切れません。


毎月の支払いが安いのは魅力ですが、安すぎる場合には注意が必要です。


たとえば、


・清掃や管理が十分に行われていない

・修繕積立金が不足している

・将来的に大幅な値上げ予定がある

・大規模修繕の時に一時金が必要になる可能性がある

・管理組合の運営がうまくいっていない


このようなケースも考えられます。


購入時の毎月負担は安く見えても、数年後に修繕積立金が大きく上がったり、一時金の徴収が必要になったりすると、結果的に負担が重くなることもあります。


マンション購入では、「今の支払い」だけでなく「将来の支払い」も含めて考えることが大切です。


購入前に確認したいポイント


マンションを購入する前には、管理費や修繕積立金について次のポイントを確認しましょう。


1,長期修繕計画があるか

長期修繕計画とは、将来どのタイミングで、どのような修繕工事を行う予定なのかをまとめた計画です。

外壁、屋上、給排水管、エレベーターなど、マンション全体の修繕予定を確認することができます。

計画がしっかり作られているマンションは、将来の維持管理について考えられている可能性が高いです。


2,修繕積立金の残高

修繕積立金が毎月集められていても、実際にどれくらい残高があるのかは確認が必要です。

大規模修繕工事の直後で残高が減っている場合もありますし、将来の工事に対して不足している場合もあります。

残高だけで判断するのではなく、今後の修繕予定と合わせて見ることが大切です。


3,滞納状況

管理費や修繕積立金を滞納している住戸が多いと、マンション全体の資金計画に影響が出ることがあります。

滞納があるからすぐにダメというわけではありませんが、管理組合がどのように対応しているかも重要です。


4,過去の大規模修繕履歴

過去にどのような修繕工事が行われてきたかも確認しましょう。

築年数が経っているのに大規模修繕が十分に行われていない場合、購入後に大きな修繕負担が発生する可能性もあります。

反対に、きちんと修繕が行われているマンションは、建物の維持管理に前向きな管理組合である可能性があります。


5,今後の値上げ予定

管理費や修繕積立金は、購入後にずっと同じ金額とは限りません。

将来的な値上げが予定されているケースもあります。

特に修繕積立金は、築年数の経過に合わせて段階的に上がることもありますので、購入前に確認しておきましょう。


毎月の支払いは住宅ローンだけで考えない



マンション購入で注意したいのは、毎月の支払いを住宅ローンだけで考えないことです。


マンションの場合、住宅ローンの返済に加えて、


・管理費

・修繕積立金

・駐車場代

・駐輪場代

・固定資産税

・火災保険料


などが必要になります。


特に、駐車場を利用する方は、毎月の駐車場代も含めて資金計画を立てる必要があります。


物件価格だけを見て「予算内」と思っても、管理費や修繕積立金を足すと月々の支払いが重く感じることもあります。


購入前には、必ず総額でシミュレーションしましょう。


高くても検討して良いマンションの特徴


管理費や修繕積立金が高めでも、次のようなマンションは前向きに検討できる場合があります。


・共用部分がきれいに管理されている

・長期修繕計画がしっかりしている

・修繕積立金の残高が適切に確保されている

・過去の大規模修繕がきちんと実施されている

・管理組合の運営状況が良い

・立地や間取り、資産性に魅力がある

・将来的な値上げリスクがある程度見えている


毎月の費用が高くても、その分きちんと管理されていて、将来の修繕にも備えられているのであれば、安心材料になることもあります。


大切なのは、「高いからダメ」「安いから良い」と単純に判断しないことです。


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>>新築建売住宅のメリット・デメリット


まとめ


マンションの管理費・修繕積立金が高いからといって、必ずしも避けるべき物件とは限りません。


管理費は日々の暮らしやすさを守るためのお金、修繕積立金は将来のマンションを守るためのお金です。


大切なのは、金額だけで判断するのではなく、その中身を確認することです。


・管理費は日常の維持管理に使われる

・修繕積立金は将来の大規模修繕に備えるお金

・安すぎる場合も将来の値上げや一時金に注意

・長期修繕計画や修繕積立金の残高を確認する

・住宅ローンだけでなく総額で資金計画を考える


マンション購入では、物件価格や室内のきれいさだけでなく、管理状態や将来の維持費まで含めて判断することが大切です。


「このマンションの管理費は高いのかな?」

「修繕積立金が今後上がる可能性はあるの?」

「毎月の支払いが無理のない範囲か知りたい」


そんな方は、是非弊社へご相談ください。


クルーハウジングでは、三郷市・吉川市・八潮市周辺のマンション購入について、物件価格だけでなく、管理費・修繕積立金・駐車場代・住宅ローンまで含めた資金計画をご提案いたします。


クルーハウジング 金島



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