【続き】パイレーツファンから見たMリーグ2024-25シーズンFINAL
お世話様でございます。
結果はこちら！
鈴木優である。
黒沢への差し込みが成功すれば順位点は雷電へ。
1局1局めまぐるしく変わる順位。
続けてドリブンズ園田賢がテンパイ
来季もMリーグは見逃せない！！！！！！！！！
金曜ブログ担当のせいたくです。
前回のブログの続きです
まずはこちらから
7/8日目
悔しいオーラス放銃から明けて、７日目。
残りはあと４戦。
Mリーグルールのウマ・オカは
1着+50／2着+10／3着-10／4着-30
30,000万点返しのため1着40,000／2着25,000／3着15,000／4着10,000でフィニッシュした場合は
1着+60p／2着+5p／3着-20p／4着-50p
となる。
1位との差は237.6P
2位との差は211.0P
2チームを捲くるのは非常に厳しい展開である。
負けられない一局13戦目は鈴木優
TOPが必要なこの場面ではこの男しかいない！行け鈴木優
勝ちを積み上げ脅威の＋101.9P
首位のドリブンズを箱下の4位に落とし171.5Pを詰める。
大トップが欲しい時に大トップを勝ち取る。
これが鈴木優である。
この大トップを受け順位は
残り3戦。
パイレーツ逆転の兆しが見えてきた！！。
続く14戦は仲林圭
二つ名は『龍を継ぐ者』
Mリーガーの中で群を抜く安定感。
Mリーガー最強の呼び声も高い。
パイレーツはUKコンビでFINALを最後まで行く。
優勝への道筋を木下尚監督はどうやら決めたらしい。
結果はこちら
上位2チームより上の着順でフィニッシュ。
さすがの安定感。
これを受け順位が変動。
パイレーツが2位に浮上！！
残りはあと2戦。
首位フェニックスとの差は87.1ｐ
8/8日目
最終日泣いても笑ってもあと2戦ですべてが終わる。
初戦は当然
東場は4位の雷電が抜け出す。
最終日はライブビューイングが開催されている。
トップのフェニックスが凹んでいるので、ドリブンズより着順を上回ればトップが見える。
今日も攻め続ける戦闘民族。
親番を迎えTOP目。
逆転優勝が見えてきた！
ノーテン親流れで2着目へ
しかし並びが良い。
このまま終えてもTOPが見えるが、最終戦のためには1位が欲しい。
オーラス親番のドリブンズも1位を取れば逆転のTOP。
鈴木たろうが意地のあがりで、ジリジリ迫ってくる。
フェニックスの放銃で3すくみの難しい展開へ。
最終局6本場
雷電は1000点上がりTOP
パイレーツも1000点上がりTOP
ドリブンズも上がればTOP目連荘。
一進一退の攻防。
フェニックスは素点回復と雷電をトップにして、パイレーツとドリブンズに順位点＋５０ｐを取らせない事が重要な課題。
運命を左右する一局...
先制は優。
風の北を鳴いて5･8索の両面テンパイ
北・ドラ１
2,000は3,800点
しかし、一筋縄ではいかない。
雷電黒沢 喰い仕掛けでテンパイ。
ツモのめくり合いと、フェニックス浅井からの差し込みが期待できる。
＋50pをパイレーツに取らせなければ優勝の目がかなり期待できる。
黒沢の当たり牌四萬を差し込めれば最高だが、優にも通っていない四萬。
間違えれば頭ハネで優の逆転TOPのため、安全牌の三萬を打。
次巡、黒沢七萬打。
筋で四萬が優に通る牌になる。
浅井のツモ牌は三萬。
四萬を打てればミッションコンプリート。
パイレーツにとっては絶体絶命の場面。
しかし、打ちきれず三萬打。
窮地を脱したパイレーツ。
チャンスを逃したフェニックス。
ということは、優の五索ツモ。
これは必然のツモアガリである。
シーソーゲームを制しパイレーツが１位。
そして並びも完璧。
最終戦を残し、パイレーツがFINAL初のトップを奪取。
次戦、２位を取れば優勝が濃厚な位置まで上がってきた。
パイレーツは３年前レギュレーションにより、メンバー入れ替えを余儀なくされ、朝倉康心、石橋伸洋が退団。
鈴木優・仲林圭が加入という経緯がある。
それまでのパイレーツは、ラスは引かないがトップが取れない麻雀が多く、
戦闘民族と称されるほどの押しの強い麻雀の鈴木優と、オールラウンダーの仲林圭をドラフトで指名。
トップを取ることを託された二人である。
しかし、加入後の初年度はセミファイナルで負け、FINALには進めなかった。
この悔しい思いを忘れること無く、去年は優勝。
連覇を掛けた今シーズン最終盤戦、きっちり結果を残した鈴木優。
こんなにもファン冥利に尽きる対局はなかった。
最高である。
16/16戦目。
最後を託されたのは『龍を継ぐ者』仲林圭
２位で優勝できる場面で仲林が控えていることがパイレーツの強さである。
最終戦は各チームの最も信頼が置ける選手が名を連ねた。
３チームは１位を取れば、優勝がかなり見えてくる、TOP取りの一戦。
満を持して登場してきた今期MVP醍醐大が恐ろしい。
南２局仲林がマンガンを上がり２位へ浮上。
１着目はドリブンズだが現時点でのトータルスコアはパイレーツトップ。
フェニックス醍醐大にまくられなければ、優勝。
この親をササッと蹴りたい。
しかし上がり牌のめくり合いで醍醐へ痛恨の放銃7,700点3着目落ち。
この時点でドリブンズがTOPに浮上。
次局、醍醐先制リーチ。
仲林が1発で高めを掴み放銃。
親萬12,300の放銃。
フェニックス逆転TOP目で優勝に王手。
MVPおそるべし。
南4局の上がり方次第で3チームそれぞれに優勝の目がある。
パイレーツは2着になるまで親番を続けるのみ！！
先制は醍醐。
上がれば優勝の
役牌のみのテンパイ
人生をかけたカンチャン選択は7ピンを採用。山に2枚残り。
すぐに仲林も張り返す。
リーチ・ピンフ・赤ドラ１
裏ドラが１枚乗れば親萬の5･8索待ち。山に５枚残り。
リーチのみだが、ツモれば逆転
リーチ・ツモ500・1000は800・1300にリーチ棒1000
リーチを受け、醍醐の選択
持ってきた牌はド無筋中のド無筋中、七萬。
振り込んでもダメ、ツモられてもダメ。
仲林の上がりは次局へ持ち越せる。
醍醐の選択は、東打。
次局へ持ち越す。
実質園田の待ち牌は山に０。
この選択は正解だが、仲林の連荘が見込める願ってもない展開に喚起！！
MVP醍醐は恐ろしい。
次巡七萬ツモ。
テンパイ復活。
この追い風にパイレーツの楽屋では
有利な展開から一転大ピンチに納得できないご様子。
そりゃそうだ....
ということは当然
こうなる。
園田が掴み放銃。
最終順位はコチラ
パイレーツは２位でシーズンを終えました。
悔しさがあふれる一方、最後の最後までワクワクハラハラでき、大満足！！！
フェニックス優勝おめでとうございます。
秋には新シーズンが始まります。
来季は新チーム
EARTH JETS（アースジェッツ）が加入し１０チーム体制へ
おしまい
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