不動産Q&A 【一戸建ての工法】その2
いつもクルーハウジングのブログをご覧いただきありがとうございます。
不動産の購入をお考えの方や、すでにご購入済みの方にも是非読んで頂きたい、不動産の豆知識を記事にする「不動産Q&A」というシリーズです。
お取引の最中や、お引渡し後にお客様から頂いたご質問などを例に挙げながら、読者の皆様と共有できればと考えております。
今回も、マイホーム購入を考えている方からご相談を頂くことの多い
『一戸建ての工法』その2です。
※その1はこちらからどうぞ↓↓
②木造枠組壁式工法
(もくぞうわくぐみかべしきこうほう)
「2×4工法(ツーバイフォーこうほう)」
と言った方が、皆さんも聞き慣れていると思います。
この工法は、アメリカから伝わって来た工法です。
2インチ×4インチの規格化したサイズの木材と合板などで制作したパネルを使用し、6面体の箱を作るイメージの施工方法です。
分かりやすく説明すると、段ボール箱をイメージして頂くと良いかと思います。紙で出来た段ボール箱が非常に丈夫なのと同じ理由です。
日本でも「2×4工法」で建築する建設会社も多くなってきました。全体的な数は「木造軸組工法」よりは少ないですが、自分に合った特徴の建設会社を選ぶ事が出来ます。

メリット
・工場で、面(パネル)を作成し現場で組み合わせる工法で、大工さんによる技術の差が出にくく品質が安定している。
・壁と壁の組み合わせて作る構造である為、「木造軸組工法」より耐震性・耐風性に強い。また、気密性が高い為、断熱効果も高くなる。
・木造住宅ですが、ファイヤーストップ構造(※1)を採用することで耐火性を確保できる。この工法で建てた住宅は火災保険が安くなるメリットもある。
※1:火の通り道となる床や壁、天井などの枠組み材などにファイヤーストップ材を使い、空気の流れを遮断して上の階への燃え広がりを防止する構造のこと。
デメリット
・壁と壁の組み合わせによる工法の為、間取りの変更や壁の強度を下げる大きな窓などの設置が難しくなる。
・気密性が高く、断熱性も高い為、湿気の多い日本では結露が発生しやすくなる。
(2×4工法を採用している会社は様々な工夫で、この湿気に対する対策を講じています。)
・木造軸組工法と比較するとコストが高くなる。
以上のような特徴があり、木造軸組工法に比べて優れている「耐震性、耐火性、断熱性」などが求められるエリア(防火地域、準防火地域等)に対応できる工法と言えるでしょう。
まとめ
今回は、「2×4工法」についてお話しさせて頂きました。
この工法は、高温多湿の日本の風土にはあまり合ってないのかと思った方もいらっしゃると思います。
でも、私はこう思います。
アメリカから来たこの工法は、日本に渡って来た後も各社の様々な工夫によって、日本の風土にも対応した建築方法へと進化しており、「木造軸組工法」だけでなく日本に必要な工法の一つであると思います。
マイホームを建築する際には、メリットやデメリットを考え候補の一つにしてみてはいかがでしょうか。
次回は、一戸建では比較的少ないですが、大きな家(豪邸?)などで使われている工法。
「鉄筋コンクリート工法」
についてお話しさせて頂きます。
次回も楽しみにしていてください!
クルーハウジング 金島
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