
不動産Q&A【団信って何?】
いつもクルーハウジングのブログをご覧いただきありがとうございます。
これから不動産購入をお考えの方や、今お探しの方にも是非読んで頂きたい「不動産Q&A」というシリーズです。
お客様との住宅ローンについてのご相談のなかで
「団信ってなに?」
「団体信用生命保険というのがあると思うんだけど?」
などのご質問を受けます。
弊社にマイホーム購入のご相談にくるお客様の大半が住宅ローンをご利用のお客様です。この住宅ローンを利用する条件として加入する必要があるのが「団体信用生命保険」通称「団信」です。
今回はこの通称「団信」についてお話していきます。
それでは、早速いってみましょう。

「団体信用生命保険」とは?
「団体信用生命保険」とは、住宅ローンを返済中の債務者が亡くなってしまった、または事故や病気などで大きな障害が残ってしまったなどの場合に適用され、住宅ローンの残債が完済されるもので、住宅ローン専用の生命保険のことです。
例えば、住宅ローンの主債務者である旦那さんが亡くなった、高度障害などになった場合に、残された家族が住宅ローンにより経済的に困ることのないようにするための保険です。
※「フラット35」の一部ではこの「団体信用生命保険」に加入することなく借入が可能です。
・通常の生命保険との違い
①保険料の支払い
通常の生命保険は、内容に応じた保険料を契約者が支払いますが、この「団体信用生命保険」の場合は、借入する金融機関の住宅ローン金利に含まれているため、通常の生命保険と違い債務者であるお客様が保険料を支払う必要はありません。
②年齢などに保険料の違い
通常の生命保険は、年齢や男女などにより区分を細かく分けて保険料が計算されますが「団体信用生命保険」は、保険料が借入する住宅ローンの金利に含まれるため年齢や男女などによる保険料の違いはありません。
③保険金の受取人
「団体信用生命保険」の保険金は、保険料を支払っている金融機関が受取人となります。金融機関は、この受け取った保険金で住宅ローンの残債を完済することにより、債務者や残された家族は住宅ローン返済が無くなります。
④保障期間
「団体信用生命保険」は、金融機関から住宅ローンの融資が実行されると同時に始まり、住宅ローンの完済と同時に終了することになります。住宅ローンの借入期間と連動するので、繰上げ返済等で返済期間が短くなれば「団体信用生命保険」の保障期間も短くなります。

・「団体信用生命保険」の種類
「団体信用生命保険」には、いろんなオプションのついた商品があります。各金融機関にて細かな部分は異なりますが、大きくは4つに分かれます。
①特約なしの団体信用生命保険
通常の「団体信用生命保険」です。契約者が、死亡や高度障害などをおった時に残債が完済されるものです。
②夫婦連生の団体信用生命保険
夫婦で収入を合算して住宅ローンを組むさいに利用する「団体信用生命保険」です。夫婦のどちらかが主債務者になり、もう一方が連帯債務者になるケースの住宅ローンで利用されます。
上の連帯債務の夫婦連生の団体信用生命保険では、夫婦のどちらかが死亡や高度障害などになった場合でも、住宅ローンの全額が返済されることが一般的です。
同じようですが、夫婦で協力して住宅ローンを組むペアローンの場合は、夫婦でそれぞれ住宅ローン契約をするので、一方の債務者が亡くなった場合でも、もう一方の住宅ローンは無くなることはありません。
③3大疾病保障付き団体信用生命保険
①の通常の団体信用生命保険に加えて、ガン、脳卒中、急性心筋梗塞を発症して、所定の状態になったときに残債が完済されるものです。
※一部のガンは除きます。詳しくは、金融機関にご確認ください。
※3大疾病付きにすると借入金利がアップすることが一般的です。詳しくは金融機関にご確認ください。
④8大疾病保障付き団体信用生命保険
③の3大疾病付きのものに加えて5疾患(高血圧、糖尿病、肝硬変、慢性腎不全、慢性膵炎)の8つの病気を発症して、住宅ローンの返済ができない状態が一定期間続いた場合に対象となり残債が完済されるものです。
金融機関により、病気の種類や条件等が異なります。借入を検討している金融機関によく内容を確認するようにしましょう。
※8大疾病付きにすると借入金利がアップすることが一般的です。詳しくは金融機関にご確認ください。
まとめ
今回は、「団体信用生命保険」についてお話しました。
「団体信用生命保険」は、もし自分(主債務者)が死んだあと残された家族が経済的に困窮することがないようにしてくれる生命保険です。
しかし、住宅ローン申し込み時点で健康状態に問題がある場合には「団体信用生命保険」に加入できません。
そして、下記のようなケースでは保険金が支払われなくなってしまいます。
・保険の契約者が契約後、自殺した場合。
・健康状態の告知に誤りや嘘の記載があった場合
・契約者の故意により高度障害になった場合。
などの条件があります。いざというときに「団体信用生命保険」のが支払われないなどのトラブルにならないように契約内容をしっかりと確認するようにしましょう。
また、「団体信用生命保険」は各金融機関によって様々な保障内容の商品があります。
3大疾病付きや8大疾病付きは、保障範囲も広くなる代わりに金利もアップして月々の支払いが増す場合があります。現在、自分が加入している生命保険と保障内容と比べ、重複していないかなどを確認することで家計の改善などできる可能性があります。
マイホーム購入で住宅ローンを検討する際には、同時に生命保険などの家計の見直しをすることをおススメします。
「団体信用生命保険」や「住宅ローン」のことで、少しでも分からないことがあれば弊社へご相談ください。
弊社スタッフは、お客様がわかるまでしっかりと説明させていただきます。
クルーハウジング 金島


