いつもクルーハウジングのブログをご覧いただきありがとうございます
これから不動産購入をお考えの方や、今お探しの方にも是非読んで頂きたい「不動産Q&A」というシリーズです。
今回は、前回に引き続き「大規模マンション」と「小規模マンション」の違いについて
「小規模マンション」編をお話していきます。
それでは早速いってみましょう。
「小規模マンション」とは?
前回の「大規模マンション」の回でご説明いたしましたが、一般的に総戸数が100戸を超えるマンションを「大規模マンション」と呼び、今回は総戸数が100戸以下のマンションが「小規模マンション」となります。
それでは、「小規模マンション」のメリットとデメリットについて話していきます。
「大規模マンション」のメリット・デメリット
メリット
・住民同士が近くアットホームな雰囲気
「小規模マンション」は、小さいがゆえにアットホームな雰囲気があります。
戸数が少ないので住人や管理人・清掃の人など皆がなんとなく顔見知りになり、エレベーターやエントランスでも挨拶交わしたりするので、防犯面でもプラスになります。
・駅から近い物件が多い
「大規模マンション」と違い「小規模マンション」は、必要な敷地面積が少ないため都心などに多くあり、駅から距離が近いなど立地に優れる場合があります。
・エレベーターが混まない
「小規模マンション」は、マンション全体の人数が少ないのでエレベーターが混雑することが少ないです。「大規模マンション」のように朝の通勤時間にエレベーターになかなか乗れないなんてことはありません。
また、階数もあまり多くないので時間がないときには階段の利用も苦になりません。
・住民の意見がまとまりやすい
世帯数の少ない「小規模マンション」は、管理組合の運営もスムーズであっさりしていることが多いです。
戸数が少ないために管理組合の理事長・副理事長・会計などの役員が短期間で回ってくるため、住人が議題などを把握していて意見がまとまりやすくなります。
・駐車場が平面なので楽ちん
「小規模マンション」は、マンションのエントランス付近に平面の駐車場があることが多いです。
平面タイプの駐車場の方が、駐車スペースにゆとりがあり車の出し入れもしやすく時間がかかりません。
「大規模マンション」の場合は、機械式や立体駐車場などになってしまうことが多く、その為車のサイズが限定されたり外出するのに時間がかかったりしてしまいます。
続いて、「小規模マンション」のデメリットについてお話していきます。
デメリット
・管理費・修繕積立金が割高
管理費や修繕積立金は、マンション全体の費用を所有者でワリカンにするものなので、「大規模マンション」に比べ全体の戸数の少ない「小規模マンション」は管理費・修繕積立金が高い場合があります。
・共用施設や最小限
「大規模マンション」であればキッズルーム・パーティールームなどがあったり、物件によってはコンビニやスーパーなどがある物件もありますが「小規模マンション」は、その敷地面積ゆえに「大規模マンション」と違い共用施設が最小限であることが多いです。
・駐車場が少ない
メリットでは平面の駐車場についてお話しましたが、全体の戸数の少ない「小規模マンション」は、そもそも敷地面積が少ないので駐車場が少ないことがあります。その為、物件によっては近隣に駐車場を借りなくてはならないことがある。
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まとめ
今回は、「小規模マンション」のメリットやデメリットについてついてお話しました。
「大規模マンション」と「小規模マンション」どちらにもメリットやデメリットがあります。
私は「小規模マンション」が向いている人は
・駅までの距離や立地にこだわりたい
・知らない人の出入りが多いのが不安
・多くの共用施設などに魅力を感じない
などお客様が向いているのではないかと思います。
マンションをご検討の方は、自分に合うのは「小規模なマンション」なのか「大規模なマンション」なのかをしっかりと考えて購入するようにしましょう。
どちらのマンションを購入すれば良いのか分からない方は、是非、担当者へ自分の気持ちをぶつけてみてください。きっと、あなたに合う物件を紹介してくれるはずです。
クルーハウジング 金島